2019 J3 第9節 vs ロアッソ熊本

試合データ
第9節
対戦相手 ロアッソ熊本
試合日
スタジアム
5月19日[日]19:00キックオフ
えがお健康スタジアム
入場者数 3,384人
試合結果 3-2●
個人成績
出場時間 90分
ポジション/出場 OH/先発
シュート 1
ゴール 0
アシスト 0

 

可児選手、トップ下で出場。

ガイナーレ、2得点したものの勝利ならず。

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雨模様の九州、試合中は一時的に上がったものの風は強く、幕の掲出や大旗が禁止になったそうです。

前節から上松選手ととヴィートル選手に代わり、アドリエル選手と怪我から復活した小林選手が先発に。フェルさん西山選手のツートップの3-3-2-2のフォーメーションです。

 

試合開始

開始直後、ロングボールを奪った熊本がそのままシュートを打ち、あやうく失点するところでしたがかろうじて防ぐ鳥取

その後もボールが保持できず、熊本にシュートを打たれまくり、鳥取は防戦一方の展開が続きます。

セットプレーが強いらしい熊本、一方セットプレーが弱い鳥取と実況さん談。
フラグを立てるのはやめてください!

しかし18分、CKからフリーにさせたところを頭で決められ、鳥取失点。
いらないフラグを回収…。


その後もボールが繋がらない、追いつかない鳥取
そんな中でも小林選手の力強いプレーには後押しされる気持ちになりました。
坊主頭もあいまって、まさに弾丸、キャノンボール智光。
でも髪は長いほうが好きです!

31分、フェルさんの直接FKが決まり、同点!これはゴラッソでした。

 

可児選手はFKもCKも蹴らず、中盤でゲームメイクに専念します。
33分や42分の美しい一瞬でトラップ&パス、最近多いプレーですが、素晴らしいですね!

 

35分、CKからの西山さんのゴールでガイナーレ逆転!

市川選手の神セーブもあり、鳥取も相手ゴール前まで攻め始めます。ここにきてロアッソ、攻めあぐね始めます。序盤に比べやや勢いが落ちた印象。

あっという間の前半45分でした。

 

前半終了

1-2と鳥取リードで折り返し。

まさにフェルさんが調子いいとこうなるんだなあ、といった前半でした。
可児選手はそうなると目立ちません。これまでのフル稼働を考えると、温存という意味では良いのでしょうが。

 

後半開始

鳥取は落ち着いた入りも、56分に熊本のミドルが突き刺さり、失点。
2-2の同点になります。

鳥取もプレッシャーを強めに掛けにいきますが、とにかくつながらない。もっと感じあって!判断もおそすぎる…!

可児選手も攻撃参加しますが、パスが先に繋がらず、観ている方がフラストレーションたまってくる感じでした。

 

70分のフェルさんタイマーが今回も発動、交代。

これにより、存在感が増す可児選手。
74分の可児選手のインターセプトがめっちゃかっこよかったですね!
ルーレットのように身体を回転させながら、するりと足元で相手のボールを奪いました。要所要所にやはり効いてきますね。
 

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キャプテンマークを引き継ぐ可児選手。

 

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双方1点を狙い攻防が続き、鳥取に決定機も外してしまい…
ATに追加点を決めた熊本が、勝ち越し。

3-2で試合終了となりました。

 

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試合終了

「守って、決めた方の熊本が勝った」まさにそんな感想の試合でした。

それにしても可児選手、攻撃はあまり参加できませんでしたが、細やかで美しいプレーが今節は目に付きました。
プロデビューこそJ1でしたが、そこから年々下のカテゴリへ移籍していった可児選手。

能力は高いので、正直、もっとレベルの高いチームで練習できたら…とも思っていました。しかし、今日の姿をみると、試合に出続けることで、成長しているのだと感じました。

まだまだ上を目指して欲しい気持ちは変わりませんが、とにかく惚れ惚れするプレーが多かったです。

あとは、本人が楽しめているのならいいのですが…。

 

 

SPECIAL THANKS photo by  @reko_gaina
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