2016シーズン振り返り

出場数:13回(うち先発5、途中出場8)/44試合中
出場時間:695分
総イエロー:2
総シュート数:7

http://www.football-lab.jp/player/1301035/

2015年12月25日 湘南を期限付き移籍満了のリリースとともに、2016シーズンは金沢へ期限付き移籍することが発表された。

期限付きながら前のエースの番号「7」をもらうも、開幕前から各紙で予想されていたスタメンがフタを開けてみればサブメンバー、開幕戦は10分ほどの出場となった時点で、今思えば、なにやら雲行きが怪しかった。

5節の途中出場を最後にベンチ外が続き、突然8節でスタメン起用されたかと思えば、次節ベンチ外と不安定な出場状況が続く。 チームも開幕からなかなか勝利をつかめず、ほぼ最下位をキープし続ける状況。 夏にチームはボランチの補強を行う。

サブ組主体の天皇杯でベンチ入りも、出場はわずか10分。こちらは2回戦で千葉に敗退。

けが人や累積などによる選手の欠場が増えた終盤(36節清水戦)に約4ヶ月、17試合ぶりにベンチ入りするも、スタメンのボランチに名を連ねるのはこれまで出場機会のなかったDFの選手だった。 ツエーゲン金沢の2016シーズンは42試合のうち、8勝利という結果になった。(入れ替え戦除く)

端的に言えば「チーム(監督)のサッカーに本人の能力・スタイルが合わなかった」と諦めるしかなかった。 出場機会は得られず、低迷するチームの救世主にもなることもかなわなかったシーズンとなった。

出られない間も、自分の課題と問題点にオフの時間も向き合って考えたという。 そこで可児選手がとったのは「悪い方に考えない、プラスに考える」自分と向き合い、「試合がないなら調整がないので、練習ができる」と「ずっと我慢」してひたすら自主練習を最後まで行った。 「一番筋トレをやった」成果もあり、16試合ぶりとは思えないほどのキレと視野の広さ、正確なパスを披露した。

しかしチームは結果は出せないまま、J2J3入れ替え戦に突入。 結果的にはツエーゲンはJ2残留が決まり、森下監督の退任が発表された。

ツエーゲン金沢での2016シーズンはこうして終了した。