2019 J3 第7節 vs いわてグルージャ盛岡
試合データ
節 | 第7節 |
対戦相手 |
いわてグルージャ盛岡
|
試合日 スタジアム |
4月28日[日]13:00キックオフ とりぎんバードスタジアム |
入場者数 | 2,005人 |
試合結果 | △1-1 |
個人成績
出場時間 | 90分 |
ポジション/出場 | CH/先発 |
シュート | 2 |
ゴール |
1 |
アシスト | 0 |
可児壮隆選手、今季4ゴール目!!!!
おめでとうございます!
今回もお写真提供いただいております!ご堪能ください!
ホーム戦で晴れたのは、今季初だと言われていた鳥取。
キャプテンマーク、見納めと思いきや今節もフェルさんがベンチスタートのため、先頭で入場。
西山選手がワントップ、ヴィートル選手と星野選手が2シャドー、中盤に世瀬選手と可児選手、というフォーメーションだったようです。
前半開始
この日も、少し下がり目のポジションをとっているな、と思っていたのですがやはり前線まで上がり攻撃参加するシーンも多く、タスクが多く忙しそうでした。
「ゲームを組み立てる司令塔の可児」と実況さんもおっしゃっていましたが、それだけに留まらない仕事ぶりです。
それにしても、この日は可児選手の身体のキレが良く驚きました。
県決勝はありましたが、リーグ戦から2週間あいたおかげでしょうか?
しっかり休めたせいか、開幕序盤のような動きで、攻撃に守備にアシストに奔走します。
CKもフェルさんが入るまでは両側蹴っていました。
元気な可児選手はすごいぞ!
身体が、足が、すごく伸びるようになりましたね…
7:40頃、ガイナーレのファーストシュートは可児選手のロングシュートになります。
また16:45頃、CKから再び自身の前に溢れてきたボールを右足でシュート。これは枠を外します。
ここまででガイナーレのシュートは可児選手の2本のみ。またもや「可児選手しか打ってない」状態が続きます。
公式記録こそシュートは2本になっていますが、手元集計ではこの日、枠外シュートを含めると合計5本くらい打っていました。
続く17分には、可児選手の体を張ったスライディング気味のパス。
このプレーが起点となり、ボールを繋ぎ相手ゴール前に迫る決定機も、ガイナーレ決めきらず。
なお、このグルージャの相手GK、セーブ数/セーブ率がリーグ1位だそうです。さすがです。
可児選手は、19:37頃には飛んできたロングボールを相手選手と身体をぶつけ合い競り合うなど、体力を使うプレーが印象的でした。
25:07頃の左足トラップ&パスはとても軽やかで美しかったですね。現地で見たら興奮するやつです。ダゾーン中継映像だとそのすごさが伝わりきらず、もったいないのですが。
互いに攻め込めずスコアが動かないまま前半31分、ここでアドリエル選手が負傷退場、担架でピッチ外に運ばれてしまいました。
詳細はリリース無しですが、接触ではなさそうでしたので、長引くかもしれませんね…けが人が復活したと思えばさらにけが人が。これはチームとしてもなかなか痛いです。
代わりにはいったのは二種登録の17歳、石上選手。右WBに入ります。
35分頃の池ヶ谷選手のボール奪取、GK市川選手のナイスセーブ、39分頃の交代で入った石上選手のゴール前での惜しいシーンなど、戦う姿を見せるガイナーレの選手たちですが、42分、CKから失点。
0-1のいわてリードで、試合を折り返します。
前半終了
決定機はあるもののきめきらず。
しかし攻め込まれるシーンもそこまで多くない、そんな印象でした。
後半開始
後半から、星野選手に代わりフェルナンジーニョ選手が途中出場。
47分の可児選手のサイドチェンジパス、正確で美しかったですね〜。
50:28頃、相手陣内で自身の前に溢れてきたボールを左足でシュートも相手DFにブロックされる可児選手。
一旦ボールが流れるも、再度攻め込むガイナーレ。
ヴィートル選手が上げたボールを、相手選手と競り合いながら胸コントロールで、走り込んできた可児選手に落とす西山選手!
可児選手、そのボールを右足を振り抜きシュート、これがネットを揺らす!!
GOOOOOOOL!!!!!!
同点弾!
少し浮いたボールをタイミング良いボレー気味のシュート!
これ、難しいやつですよね。よく決めました!!
前回ゴールは終了間際だったため笑顔は見られませんでしたが、今回は喜びを分かち合う笑顔!
さらに西山さんとのハグが深い!
そして毎度控えめなガッツポーズ!
(ハグ後ひとしきりセレブレートをうけ、去り際もう一回西山さんと肩を組むのもポイントです!)
この時点で今季通算4ゴール、暫定得点ランキングでリーグ4位タイだったようです笑
53分頃にもミドルシュートを放つ可児選手。相手GKに阻まれますが、可児選手だけで何本打つ気だ?!という勢い。ポジショニングがとてもいいのでしょうね。
「この選手が活躍すると、鳥取は機能不全には陥らないという計算になる」
「もともと司令塔タイプのパスを出すコンダクターなのですが、今季より得点を取る勢いも増して、点を取ることにも今年は意識を高めたいと話していました。判断力、そして技術、試合の流れを読む力があります。川崎のアカデミー出身の7番の可児壮隆です。パスワークの要でもあり、そしてシューターとしても今季4ゴールをあげました。この可児が中盤からタクトを揮っていきます。」
との実況さんコメント。毎回褒めてくださり嬉しいです。
このあたりから両チーム決定機がない時間が続きます。グルージャも攻め込む時間が多かったのですが、ガイナーレのビッグセーブもありの必死の守備が続き得点には繋がらず。
74分にやっとCKを獲得したガイナーレ、攻めのターンに入ります。
可児選手も積極的に広報から前線へボールを送りますが、追加点には繋がらず、1-1、ドローで試合終了しました。
試合終了
可児選手の試合後インタビューです! ※読みやすいように文体は直しています。
ー得点を振り返って
ヴィッチーニョが中に(ボールを)上げる体勢だったので、ニシが本当にいい落としをしてくれて、狙い通りでした。
ー試合を振り返って
1点とったあとに、もっと勢いをもってゴールに迫りたかったですけど、そこで仕留めきらなかったのが、勝ち点1になっちゃったかなとは思います。
ー次節への意気込み
なんとしてでも勝ち点3をとるしかないんで、全力でがんばります。
3度目くらいになると流石、受け答えが落ち着いてますね!
選手たちは最後まで諦めない姿勢は見せましたが、やはりボールがなかなか収まらない、居てほしい位置に選手がいないなど、急造FW戦法も限界を感じる場面がありました。
当初予定した怪我で主力が欠け、正直、Jリーグのプロのレベルにない選手も多いガイナーレ。控えの戦力も含めてチームですし、勝てないのを怪我人が多いから、という言い訳はできません。
しかし前線で戦っているのは選手です。試合で負けたい選手なんて、絶対いません。
サポーターにできること、やるべきことは応援だけだと思っています。
なお、今節の可児選手のゴールはダゾーンのスーパーゴールに選出されました!今季二度目ですね!
#可児壮隆 選手のゴールが平成最後の #DAZN週間スーパーゴール に選出されました! https://t.co/C5RH67zy6u
— ガイナーレ鳥取公式 (@gainareofficial) April 29, 2019
余談ですが、去年22節のいわて戦でも得点していましたね、可児選手。
SPECIAL THANKS photo by @reko_gaina
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